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化粧
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鳥居言人鳥居言人

化粧

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鳥居言人の《化粧》は、酒井と川口の共同出版で出た、言人の最初の美人版画である。14枚の版木を使い、20回の摺りを重ねて仕上げた。初版は200部。その後、川口が単独で300部を再版し、番号のない摺りも出した。

肩に白粉を塗る女性は、美人版画家の橋口五葉が大正7年(1918年)の木版画で先に描いた主題である。言人は、この五葉の版画を手本にした。

この摺りは昭和55年(1980年)1月、収集家のC・バートラム・ホフバーガーがニューヨークのツル・ギャラリーで購入した。相続で二人の所有者の手に渡り、平成23年(2011年)にアメリカ・ボルティモアのウォルターズ美術館へ寄贈された。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版多色刷
制作年(画)
1929
作品サイズ
46.7 × 30 cm

作家プロフィール

鳥居言人
鳥居言人

鳥居言人(とりいことんど、1900〜1976)の《朝寝髪》は、100部限定の予定だったが、70部を摺ったところで警視庁に没収された。発禁となったこの美人版画で知られ、歌舞伎の絵看板や舞台美術も手がけた絵師である。 明治33年(1900年)、東京・日本橋に生まれた。父の四代目鳥居清忠は鳥居派七代目で、劇場の絵看板などを描いた。

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