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鳥居言人化粧
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鳥居言人の《化粧》は、酒井と川口の共同出版で出た、言人の最初の美人版画である。14枚の版木を使い、20回の摺りを重ねて仕上げた。初版は200部。その後、川口が単独で300部を再版し、番号のない摺りも出した。
肩に白粉を塗る女性は、美人版画家の橋口五葉が大正7年(1918年)の木版画で先に描いた主題である。言人は、この五葉の版画を手本にした。
この摺りは昭和55年(1980年)1月、収集家のC・バートラム・ホフバーガーがニューヨークのツル・ギャラリーで購入した。相続で二人の所有者の手に渡り、平成23年(2011年)にアメリカ・ボルティモアのウォルターズ美術館へ寄贈された。







