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湯がへり
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鳥居言人鳥居言人

湯がへり

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鳥居言人の《湯がへり》は、銭湯から出てくる女性を題材に、池田が出版した美人画である。モデルは言人の妻で、写真に残る妻と瓜二つとされる。

この摺りの裏には、出版元を示す「Copyright Ikeda」の印と、番号と部数を書き込む限定部数の印がある。ただし、番号も部数も空欄である。池田は限定部数を守るため、100枚を摺ると彫師に主版を傷つけさせた。その版で墨一色の一枚を摺り、証として客に渡していた。

この摺りは平成8年(1996年)に購入され、アムステルダム国立美術館の収集に加わった。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版多色刷(版元 池田)
制作年(画)
1933
作品サイズ
44.8 × 29.8 cm

作家プロフィール

鳥居言人
鳥居言人

鳥居言人(とりいことんど、1900〜1976)の《朝寝髪》は、100部限定の予定だったが、70部を摺ったところで警視庁に没収された。発禁となったこの美人版画で知られ、歌舞伎の絵看板や舞台美術も手がけた絵師である。 明治33年(1900年)、東京・日本橋に生まれた。父の四代目鳥居清忠は鳥居派七代目で、劇場の絵看板などを描いた。

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