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月下之美人
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武内桂舟武内桂舟

月下之美人

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武内桂舟の《月下之美人》は、博文館の雑誌「文芸倶楽部」第2巻第7編に付いた木版口絵である。明治29年(1896年)刊の同号の目次には「口絵 月下之美人」とあり、掲載時の題が確認できる。アムステルダム国立美術館の記録では制作年代が1900〜25年となっているが、同じ図柄の摺りは売買記録でも第2巻第7編の口絵とされている。

この摺りは平成9年(1997年)、F・G・ワラー基金の支援を受けてアムステルダム国立美術館が購入した。裏面には、同館の版画素描室の収集印(Lugt 2228)が押されている。

作品種別
版画
技法
木版多色刷(博文館『文芸倶楽部』第2巻第7編 口絵)
制作年(画)
1896
作品サイズ
22.3 × 28 cm

作家プロフィール

武内桂舟
武内桂舟

尾崎紅葉の「金色夜叉」で、貫一がお宮を足蹴にする熱海の海岸の場面を描いたのが武内桂舟である。文学研究者の瀬崎圭二によれば、明治31年(1898年)の初刊本『金色夜叉』前編の口絵が、物語のイメージを形づくった。桂舟は、明治の小説や雑誌の巻頭を飾る木版口絵を数多く描いた挿絵画家だった。 文久元年(1861年)、江戸赤坂の紀州藩邸に、藩士の次男として生まれた。

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