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麻だすき
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武内桂舟武内桂舟

麻だすき

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武内桂舟の《麻だすき》は、明治45年(1912年)の「文芸倶楽部」第18巻第9号に付いた木版口絵である。桂舟が口絵から退く大正3年(1914年)の2年前に出た一枚である。

目次では、表紙と口絵の欄に、画家鏑木清方の「山王祭」と並んで「麻だすき」の題が載る。落款は「桂舟」の署名に、「紀」の一字を刻んだ朱印を添える。

この摺りは、版画の販売の記録に載った一枚で、美術館の所蔵品ではない。その記録では幼子を背負う女を少女とし、別の説明では母としている。女と幼子の関係は定まっていない。

作品種別
版画
技法
木版多色刷(博文館『文芸倶楽部』第18巻第9号 口絵)
制作年(画)
1912

作家プロフィール

武内桂舟
武内桂舟

尾崎紅葉の「金色夜叉」で、貫一がお宮を足蹴にする熱海の海岸の場面を描いたのが武内桂舟である。文学研究者の瀬崎圭二によれば、明治31年(1898年)の初刊本『金色夜叉』前編の口絵が、物語のイメージを形づくった。桂舟は、明治の小説や雑誌の巻頭を飾る木版口絵を数多く描いた挿絵画家だった。 文久元年(1861年)、江戸赤坂の紀州藩邸に、藩士の次男として生まれた。

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