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源頼朝富士の裾野巻狩之図
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歌川芳藤歌川芳藤

源頼朝富士の裾野巻狩之図

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主な人物の名は黄色い札で示され、絵師の名は赤い枠に入る。

建久4年(1193年)、源頼朝が富士の裾野で催した巻狩の場面である。手負いの大猪に仁田四郎忠常が飛び乗り、仕留めたという『吾妻鏡』の話は、武者絵の定番の題材だった。

署名は「一鵬斎芳藤画」、版元は泉屋市兵衛、改印は「渡」。1840年代半ばの作で、芳藤(1828〜1887)が国芳の門下で描き始めて間もない頃にあたる。この摺りはクロード・カシーラーの寄贈でクリーヴランド美術館にある。

作品種別
版画
技法
木版多色刷
制作年(画)
1844–1847
作品サイズ
36.9 × 74.3 cm

作家プロフィール

歌川芳藤
歌川芳藤

歌川芳藤(1828〜1887)は「おもちゃ絵の芳藤」と呼ばれた。歌川国芳門下に学びながら、錦絵の主戦場である役者絵や武者絵ではなく、子供の手に渡る一枚——切って組み立てる組上絵、着せ替え、双六、そして猫尽くしの戯画——に生涯を捧げた絵師である。

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