蔵に月岡雪鼎の春画があれば火事にならない。1760年代半ばごろから、そんな噂まで立った絵師である。江戸時代中期に大坂で活躍し、ふくよかな美人を描く肉筆画と春画で名を上げた。 近江に生まれ、本姓は木田、名は昌信、通称を丹下といった。初めは同じ近江出身の狩野派の画家、高田敬輔に学んだ。のちに大坂に住み、京都の浮世絵師・西川祐信らの影響を受けて風俗画に転じる。
絹本着色/掛幅
1777・紙本墨画/掛幅
1770・絹本着色/掛幅
1770
1776・絹本着色/掛幅