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七代目片岡仁左衛門の伊予太郎
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歌川国政歌川国政

七代目片岡仁左衛門の伊予太郎

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歌川国政が、七代目片岡仁左衛門の伊予太郎を描いた役者絵である。寛政8年(1796年)11月、江戸の都座の「清和二代遨源氏」に取材しており、暫 市川鰕蔵の碓井荒太郎貞光と同じ顔見世の舞台を描いている。

京都生まれの仁左衛門は、天明7年(1787年)に、途絶えていた片岡仁左衛門の名跡を再興した。せりふが明快で、実悪・武道・実事・親仁方から女方まで幅広く務め、上方の重鎮となる役者だった。

師の初代歌川豊国も、同じ興行で仁左衛門の伊予太郎を描いた。その一つは、番太郎に身をやつした姿である。国政のこの摺りには、左下に「国政画」の落款がある。版元の印と、検閲を示す極印は見当たらない。

作品種別
版画
技法
木版多色刷/大判
制作年(画)
1796
作品サイズ
35.2 × 25.2 cm

作家プロフィール

歌川国政
歌川国政

歌川国政は、役者の顔の癖をとらえた似顔で、師の初代歌川豊国をしのぐと評された浮世絵師である。江戸の紺屋(染物屋)で働いていたが、女方の中山富三郎を描いた団扇絵で評判を得た。 安永2年(1773年)頃、会津に生まれた。名は佐藤甚助、号は一寿斎。浮世絵師の渓斎英泉が残した『無名翁随筆』によれば、国政は生まれつき芝居好きで、わずかな暇を見つけては芝居に通った。

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