
ジュゼッペ・アルチンボルド
Giuseppe Arcimboldo
20 Artworks
ミラノに生まれ、1562年にウィーンのハプスブルク宮廷へ召し出された。仕えたのはフェルディナント1世、マクシミリアン2世、ルドルフ2世の三代で、1587年にルドルフ2世の許しを得てミラノへ戻るまで、四半世紀を宮廷画家として過ごしている。仕事は絵を描くことだけではない。祝祭や行列の演出も任され、橇や仮面、衣裳の下絵がいまも残る。
名を決めたのは、1563年にマクシミリアン2世のために描いた《四季》の連作だった。春は花、夏は果実と麦、秋は葡萄と樽、冬は枯れ枝――季節の産物だけで横顔を組み上げ、離れて見れば肖像、近づけば静物という二重の絵になっている。1566年までに対をなす《四大元素》が揃い、ウィーン美術史美術館は夏(1563)と水火(ともに1566)を持つ。一粒の実や一枚の鱗まで描き分けられたのは、ハプスブルク家の植物園と動物園に出入りできる宮廷画家だったからでもある。
1591年、ミラノから皇帝ルドルフ2世へウェルトゥムヌスを送った。果実と野菜で組まれたその顔は、季節と変転を司る神に皇帝を重ねた献辞であり、現在はスウェーデンのスコークロステル城にある。
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20 works
























