期間限定 手数料割引中 出品者3% 購入者1%
緋連雀桜竹図
CC0
清原雪信清原雪信

緋連雀桜竹図

この作品をお持ちですか? 出品する →
0

清原雪信の《緋連雀桜竹図》は、狩野派の花鳥画の型を使いながら、大和絵の趣を強めた作品である。題にいう緋連雀は、日本に冬鳥として渡ってくる小鳥で、11月から5月まで過ごす。

美術史家の大平有希野によれば、構図は探幽周辺の花鳥図に倣っている。ただし、大ぶりな尾長鳥を小さな緋連雀に、海棠や梅を桜に替え、岩にも大和絵風の表現を取り入れた。大平は、格式ある花鳥画を親しみやすい画面に変えた点に、雪信に求められたもの、あるいは雪信自身が求めたものを読み取っている。

日本国内では知られていなかったが、大平が実地調査を経て確実な真筆に挙げた14点の一つである。右下の署名は「清原氏女雪信筆」、八角形の枠の朱印は「清原女」と読む。2012年、フィッシュバイン=ベンダー・コレクションとしてメトロポリタン美術館に寄贈された。

作品種別
絵画
技法
絹本着色/掛幅
制作年
1667–1682
作品サイズ
99.4 × 41.6 cm

作家プロフィール

清原雪信
清原雪信

清原雪信は江戸時代前期の狩野派の女性絵師で、名を雪という。狩野探幽の姪孫にあたり、江戸時代には狩野派随一の女性画家として知られた。 井原西鶴の「好色一代男」には、雪信が秋の野を描いた白繻子の袷が、島原の太夫の衣装として登場する。刊行されたのは、雪信が没した天和2年(1682年)だった。

プロフィールを見る

清原雪信の他の作品