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京の舞妓
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山村耕花山村耕花

京の舞妓

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絵を囲む枠の下の余白には、右に題「京の舞妓」、左に作者名「山村耕花」が摺られている。耕花は本名を豊成という日本画家で、大正3年(1914年)からは再興院展に出品していた。同じ年、自分で彫って摺る木版も手がけている。大正4年(1915年)6月からは、似顔洞が出した小冊子『新似顔』に小さな役者絵を寄せた。渡辺版画店から役者絵の新版画を出し始めるのは、翌大正5年(1916年)である。この図はその前年に作られた。

耕花には《舞妓》という別の木版もある。大正13年(1924年)の大判で、帯に金属の摺りを使い、「山村耕花版画刊行会」の後援を得て私家版として出したものである。題は近いが、図も年も別の作品である。

作品種別
版画
技法
木版多色刷
制作年(画)
1915

作家プロフィール

山村耕花
山村耕花

山村耕花(1885〜1942)は、日本画と新版画のあいだを軽やかに往復した画家である。尾形月耕に学び、官展で日本画家として立つ一方、大正期には版元・渡邊庄三郎の新版画運動に参加した。版画では「豊成」の号を使い分けている。 代表作は歌舞伎役者の舞台姿を捉えた梨園の華の連作である。

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