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ジュゼッペ・アルチンボルド夏(アルテ・ピナコテーク)
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顔の組み立てはウィーンの《夏》(1563年)とほぼ同じだが、わらの衣が違う。ウィーン版は、編んだ衣の襟と肩に署名と年記を織り込んでいる。この版の衣は麦わらの束を編み紐で締めたもので、文字はない。
春秋冬とともにミュンヘンに伝わる四点の一つで、1598年にはすでに当地にあった。マクシミリアン2世は、連作の写しをマドリード、ミュンヘン、ドレスデンの宮廷に贈っている。この組もバイエルン公のための工房作とされ、長くウィーンの連作の別版とみなされてきた。
いまミュンヘンでは、アルチンボルドがウィーンに召される前、まだミラノにいた1555〜60年頃の本人の作として展示されている。この見方に立てば、ウィーンの連作より早い。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・板
- 制作年
- 1555–1560
- 作品サイズ
- 68.3 × 56.7 cm
作家プロフィール

ジュゼッペ・アルチンボルド
ミラノに生まれ、1562年にウィーンのハプスブルク宮廷へ召し出された。仕えたのはフェルディナント1世、マクシミリアン2世、ルドルフ2世の三代で、1587年にルドルフ2世の許しを得てミラノへ戻るまで、四半世紀を宮廷画家として過ごしている。仕事は絵を描くことだけではない。祝祭や行列の演出も任され、橇や仮面、衣裳の下絵がいまも残る。
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