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岡
岡倉秋水ラ・フォンテーヌ寓話選 頭の多い竜と尾の多い竜
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ラ・フォンテーヌ『寓話』第1巻の第12話。神聖ローマ皇帝の宮廷で、ドイツ人が選帝侯たちの力を自慢すると、オスマン帝国の使者はこう答える。頭が百ある竜は、頭がそれぞれ垣根の隙間に入っても体が抜けられなかった。頭が一つで尾の多い竜は、頭に続いて体も尾もすべて通り抜けた。諸侯が並び立つ国と、一人の主に従う国の違いのたとえである。
秋水は垣根の向こうに富士山を描き、話を日本の景色に移している。1894年刊『ラ・フォンテーヌ寓話選』第1巻の第5図で、目次に岡倉秋水の名がある。





