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最後の審判
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ミケランジェロ・ブオナローティミケランジェロ・ブオナローティ

最後の審判

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ミケランジェロの《最後の審判》は、人々を裸で描いたことで、礼拝堂にふさわしくないと非難された壁画だ。システィーナ礼拝堂の天井画を仕上げてから25年後、高さ13メートルを超える祭壇の壁に描き始め、67歳近くでほぼひとりで描き上げた。世界の終わりにキリストが人々を天国と地獄に分ける場面を描いた絵のなかでも、とくに名高い。300人を超える人物のうち、男と天使のほとんどは、もとは裸だった。

4分の3あまり描いたころ、教皇の儀式を仕切るビアージョ・ダ・チェゼーナが、裸だらけで礼拝堂より浴場や居酒屋にふさわしいと非難した。伝記作者ヴァザーリによれば、ミケランジェロはその顔を右下のミノスに描き込んだ。ダンテの「神曲」に出てくるこの地獄の裁き手に、愚かさを示すロバの耳をつけ、脚に大蛇を巻いた。

批判はやまず、1564年、一部の裸体を覆うことが決まった。腰布を描き足した画家ダニエレ・ダ・ヴォルテッラは、「ブラゲットーネ」(ズボン屋)とあだ名された。1994年の修復でも、16世紀の腰布は当時の記録として残した。

作品種別
絵画
技法
フレスコ
制作年
1536–1541
作品サイズ
1370 × 1200 cm

作家プロフィール

ミケランジェロ・ブオナローティ
ミケランジェロ・ブオナローティ

ミケランジェロ・ブオナローティ(1475〜1564)が署名を刻んだ作品は、24歳で仕上げた《ピエタ》ただ一つである。《ダビデ》、システィーナ礼拝堂の天井画、《最後の審判》で知られる、イタリアの盛期ルネサンスの彫刻家・画家・建築家・詩人である。名を刻んだのは、聖母の胸にかかる帯だった。

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