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三俳優隅田川船遊び
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鳥居清長鳥居清長

三俳優隅田川船遊び

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ボストン美術館は、船に乗る三人を役者と見て、三代目沢村宗十郎、岩井半四郎、四代目松本幸四郎(前名・二代目市川高麗蔵)の名を題に入れている。幸四郎を前の名で添えるのは、改名の時期から制作年を絞るためで、館は天明9年・寛政元年(1789年)ごろとする。

版元の印はない。ボストン美術館は、提灯に鶴の紋があることから版元は鶴屋ではないかと書き添えている。署名は三枚それぞれに「清長画」とある。

摺りは各館に残るが、状態は同じではない。ここに掲げるのはメトロポリタン美術館の一組で、退色が進んでいる。ボストン美術館の一組は、建築家フランク・ロイド・ライトが日本で集めたものを1913年春にスポールディング兄弟が買い取り、1921年に寄贈したものである。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版多色刷/竪大判三枚続
制作年(画)
1789
作品サイズ
38.3 × 76.3 cm

作家プロフィール

鳥居清長
鳥居清長

鳥居清長は、天明期(1781〜89年)の江戸を代表する美人画の浮世絵師である。背が高くすらりとした八頭身の「清長美人」を、大判の錦絵を横につないだ二枚続・三枚続に並べ、江戸の実景のなかに描いた。その清長が、天明の終わりから錦絵を離れていく。師の孫が育つまで、芝居の看板を代々描く鳥居家を預かったためだ。

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