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大川端夕涼
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鳥居清長鳥居清長

大川端夕涼

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大川は、当時の隅田川の呼び名である。千葉市美術館副館長の田辺昌子は、この図を清長の代表作に挙げ、伸びやかな八頭身で女性を描くのが清長美人の特徴だとしている。清長は早くから外国人のコレクターに熱心に集められた絵師でもあった。

田辺によれば、右の紙の振袖の娘二人は、眉を剃りお歯黒をした母親役を従えている。右の三人のうち、眉を描かれていない一人がその母親役にあたる。

両国の回向院に平成25年(2013年)に建てられた清長の碑は、この図の女性像をレリーフに用いている。この摺りは二枚とも「清長画」の落款だけで、版元印は無い。H・O・ハヴマイヤー夫人の遺贈により、昭和4年(1929年)にメトロポリタン美術館に入った。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版多色刷/二枚続
制作年(画)
1784

作家プロフィール

鳥居清長
鳥居清長

鳥居清長は、天明期(1781〜89年)の江戸を代表する美人画の浮世絵師である。背が高くすらりとした八頭身の「清長美人」を、大判の錦絵を横につないだ二枚続・三枚続に並べ、江戸の実景のなかに描いた。その清長が、天明の終わりから錦絵を離れていく。師の孫が育つまで、芝居の看板を代々描く鳥居家を預かったためだ。

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