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五代目尾上菊五郎の天竺徳兵衛
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豊原国周豊原国周

五代目尾上菊五郎の天竺徳兵衛

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背後に巨大な蝦蟇が浮かび、天竺徳兵衛に扮した五代目尾上菊五郎が印を結ぶ。画中の札に「明治廿四年六月」の日付がある。天竺徳兵衛の水中の早替りは初代尾上松助から三代目菊五郎へ受け継がれ、明治以降は尾上菊五郎家の芸として『音菊天竺徳兵衛』の題で上演されている。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版多色刷/三枚続
制作年(画)
1891

作家プロフィール

豊原国周
豊原国周

「明治の写楽」と呼ばれた男は、生涯に八十回以上引っ越し、女房を四十人替えたと嘯いた。豊原国周(1835〜1900)——幕末から明治にかけて、役者絵といえばこの人だった。三代豊国の門で役者似顔を仕込まれ、明治の劇場が江戸の芝居小屋から近代の「歌舞伎座」へ変わっていく時代を、大判三枚続の舞台絵で伴走した。 真骨頂は九代目市川團十郎である。

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