期間限定 手数料割引中 出品者3% 購入者1%
みかけはこわいがとんだいい人だ
Public domain
歌川国芳歌川国芳

みかけはこわいがとんだいい人だ

この作品をお持ちですか? 出品する →
0

弘化4年から嘉永5年(1847〜52年)頃の戯画で、題の「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」は、見かけは怖いが実はたいへんよい人だ、という意味である。顔は目や鼻や口から眉、丁髷にいたるまで、さまざまな姿の人間を組み合わせてできている。こうした絵を寄せ絵という。

左上の詞書は「大ぜいの人がよつてたかつて」と書き出し、「いゝ人をこしらへた」と続く。大勢が寄ってたかって一人の「いい人」をこしらえた、という洒落である。

植物や果物で人の顔を組んだ西洋の画家アルチンボルドと手法は同じだが、両者の関係は分かっていない。着物の文様から、鎌倉時代の武将・朝比奈義秀との関わりも取り沙汰されている。落款は「一勇斎国芳戯画」。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版多色摺・大判錦絵

作家プロフィール

歌川国芳
歌川国芳

天保の江戸で「武者絵の国芳」の名を知らぬ者はいなかった。歌川国芳(1797〜1861)は日本橋の染物屋の子に生まれ、十五歳で初代歌川豊国に入門する。しかし兄弟子歌川国貞(三代目歌川豊国)の陰で十年以上鳴かず飛ばず——転機は文政10年(1827年)頃の《通俗水滸伝豪傑百八人之一個》だった。

プロフィールを見る

この作品が語られた記事

歌川国芳の他の作品