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歌川国芳三枡源之助の浪花次郎作
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右上の書き入れは「浪花の次郎作 三枡源之助」と読め、役名と役者名を示す。浪花の次郎作は、天明8年(1788年)初演の常磐津の舞踊《戻駕色相肩》に出る駕籠かきの役である。吾妻の与四郎と次郎作が駕籠を下ろしてお国自慢を競い、やがて与四郎が実は真柴久吉、次郎作が実は石川五右衛門と分かって、立廻りで幕となる。
三枡源之助は大坂生まれの役者である。文政3年(1820年)に三代目中村歌右衛門の門人となって江戸に下り、文政5年(1822年)に源之助と改名した。天保8年(1837年)に大坂へ戻り、弘化3年(1846年)正月、『けいせい浜真砂』の石川五右衛門で四代目三枡大五郎を襲名した。
署名は「一勇斎国芳画」で、その下に改印の「極」と版元印が捺されている。









