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蔭に憩ふ
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山川秀峰山川秀峰

蔭に憩ふ

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昭和8年(1933年)の第14回帝展に出品された。断髪にパンタロン、ウクレレ、ビーチボールと、当時の新しい風俗を、絹本着色の屏風という古い形式に描いている。秀峰は前年の帝展に振袖の少女の序の舞を出している。背景を描かず、日蔭だけを灰色の面で置く構成は序の舞の無地の背景と共通する。

山川秀峰(1898〜1944)は鏑木清方の門下で、伊東深水・寺島紫明とともに「清方門下三羽烏」と呼ばれた。この屏風は2002年にホノルル美術館が開いた展覧会「大正シック」に出品された。

作品種別
絵画
技法
絹本着色・二曲屏風
制作年
1933

作家プロフィール

山川秀峰
山川秀峰

「きいちのぬりえ」で知られる蔦谷喜一が挿絵画家を志したのは、帝展で山川秀峰の《素踊》に魅せられたからだ。秀峰は鏑木清方に学んだ美人画家で、帝展で二度の特選を受け、47歳で世を去った。 明治31年(1898年)、京都に生まれ、東京で育つ。16歳で日本画家の池上秀畝に入門して花鳥画を学び、のちに清方の門に入って美人画を学んだ。

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