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序の舞
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山川秀峰山川秀峰

序の舞

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序の舞は能の舞のうち、もっとも遅く静かなものをいう。秀峰は舞台も背景も描かず、扇を出した最初の型だけを描いた。上村松園が同じ題で重要文化財の《序の舞》を描くのは4年後の昭和11年(1936年)で、秀峰の作のほうが先である。

山川秀峰(1898〜1944)は京都に生まれ、鏑木清方に学んだ。伊東深水・寺島紫明とともに「清方門下三羽烏」と呼ばれ、昭和3年の第9回帝展《安倍野》と昭和5年の第11回《大谷武子姫》で特選を重ね、無鑑査になった。この作は昭和7年(1932年)の第13回帝展に出品された。昭和34年(1959年)、山川綾子氏から東京国立近代美術館に寄贈された。

作品種別
絵画
技法
彩色・絹本・額
制作年
1932
作品サイズ
181.5 × 127 cm

作家プロフィール

山川秀峰
山川秀峰

「きいちのぬりえ」で知られる蔦谷喜一が挿絵画家を志したのは、帝展で山川秀峰の《素踊》に魅せられたからだ。秀峰は鏑木清方に学んだ美人画家で、帝展で二度の特選を受け、47歳で世を去った。 明治31年(1898年)、京都に生まれ、東京で育つ。16歳で日本画家の池上秀畝に入門して花鳥画を学び、のちに清方の門に入って美人画を学んだ。

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