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エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーMan's Head with Nude
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キルヒナーの版画「Man's Head with Nude」で、「男の頭部」とされる顔は、画家自身と読める。紙の余白に鉛筆で「Selbstporträt i. d. Dämmerung 06」(夕暮れの自画像)と書かれているためだ。ただし、末尾の「06」は、所蔵記録の制作年1908年と食い違う。
裸婦と並ぶ構図は、知人に裸婦のモデルを頼んでいたブリュッケのアトリエの日常と重なる。
右下の「Handdruck」は「手刷り」を意味する。キルヒナーは2,000点を超える版画のほとんどすべてを自分で刷った。この摺りも、左下の署名とあわせ、本人が刷ったものと読める。
- 作品種別
- 版画
- 技法
- リトグラフ
- 制作年(画)
- 1908
- 作品サイズ
- 38.4 × 32.5 cm
作家プロフィール

エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー
ドイツ表現主義の画家キルヒナーは、羽根飾りの娼婦が行き交う《ベルリンの街頭風景》で知られる。人であふれる街を描いた当時、本人は深い孤独を感じていた。 18歳のとき、修学旅行で訪れたニュルンベルクの博物館で古い木版画の版木とデューラーの作品を見て、画家になると決めた。のちに本人は、この体験からドイツ美術を新しくするという目標が定まったと振り返っている。
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