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エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーフリードリヒ通り、ベルリン
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キルヒナーは1913年末から1915年にかけて、ベルリンの街路を主題に油彩11点を描いた。スケッチや版画を合わせると百点を超えるこの連作は「街路の情景」と呼ばれ、ドイツ表現主義の重要な仕事に数えられる。この絵はその一点である。
連作に繰り返し出てくるのが、「ココット」と呼ばれた着飾った娼婦たちである。キルヒナーは彼女たちを、大都市へ膨らんでいくベルリンの慌ただしさと官能のたとえとして描いた。連作は五人の女を描いた一枚から始まり、描き進むにつれて画面の動きを強めた。未来派の手法も取り入れている。
連作を描き終えた後の1916年11月12日、キルヒナーはハンブルクの判事で収集家のグスタフ・シーフラーに手紙を書いた。「Wie die Kokotte, die ich malte, ist man jetzt selbst.」自分はいま、描いたココットと同じだ。さっと拭われ、次にはもう消えている、と続く。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1914
- 作品サイズ
- 125 × 91 cm
作家プロフィール

エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー
ドイツ表現主義の画家キルヒナーは、羽根飾りの娼婦が行き交う《ベルリンの街頭風景》で知られる。人であふれる街を描いた当時、本人は深い孤独を感じていた。 18歳のとき、修学旅行で訪れたニュルンベルクの博物館で古い木版画の版木とデューラーの作品を見て、画家になると決めた。のちに本人は、この体験からドイツ美術を新しくするという目標が定まったと振り返っている。
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