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エドヴァルド・ムンク叫び
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ムンクは日記に、日暮れにオスロのフィヨルドを見下ろすエーケベルクの丘を歩いていたとき、空が血のように赤くなり「自然を貫いて叫びが通るのを感じた」と書いている。画面の左上には鉛筆で「狂人にしか描けない」という走り書きがあり、長く落書きと思われていたが、ムンク自身の筆跡と確認された。
ムンクはこの構図を四点作った。1893年の油彩(この一点)と1893年のパステル、1895年のパステル、1910年のテンペラで、ほかにリトグラフがある。1895年のパステルは2012年にニューヨークのサザビーズで1億1,992万ドルで落札された。この1893年版はオスロの国立美術館にあり、1994年に盗まれて数か月後に戻った。1910年版はムンク美術館にあり、2004年に盗まれて2006年に戻った。縦91センチ、幅73.5センチ。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・テンペラ・パステル、厚紙
- 制作年
- 1893
- 作品サイズ
- 91 × 73 cm
作家プロフィール

エドヴァルド・ムンク
叫んでいるのは絵の中の人物ではなく、世界そのものだ。オスロのフィヨルドを望む橋の上で、ムンクはある夕暮れ、空が「血のように赤く」染まるのを見た。友人たちは先へ歩いていき、彼だけがその場に立ち尽くし、自然を切り裂く果てしない叫びを聞いた気がしたという。
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