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ジャック=ルイ・ダヴィッド最後の審判のラッパを聞く聖ヒエロニムス
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聖ヒエロニムスは4世紀の教父で、聖書をラテン語に訳した。羽ペンと書物はその翻訳を、赤い衣は教皇の秘書を務めたことを、髑髏と十字架は荒野での修行を示す。題は、最後の審判を告げるラッパが鳴った瞬間に筆を止めた、という設定である。
1779年、ダヴィッドがローマ賞を得てローマに留学していた時期の作で、1781年のサロンに出品された。ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748〜1825)はのちに新古典主義を代表し、革命とナポレオンの画家になるが、これはその前の若い時期の宗教画である。絵は1901年から08年の間にカナダのケベックへ渡り、クラマイユ姉妹の所蔵を経て1938年にケベックのノートルダム大聖堂へ寄贈された。1922年の火災で失われた聖堂の絵の代わりである。現在はケベック文明博物館の所蔵で、モントリオール美術館に貸し出されている。カナダにあるダヴィッドは二点しかなく、2018年にケベック州が国外への売却を禁じる文化財に指定した。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1779
作家プロフィール

ジャック=ルイ・ダヴィッド
ルイ16世の注文で《ホラティウス兄弟の誓い》を描いたジャック=ルイ・ダヴィッドは、のちに国王の死刑に賛成票を投じた。フランス新古典主義を率いた画家で、革命期には《マラーの死》を、ナポレオンの首席画家としては《ナポレオンの戴冠式》を描いた。 1748年8月30日、パリに生まれた。父は鉄の卸商で、ダヴィッドが9歳のときに世を去った。
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