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ピーテル・パウル・ルーベンスオデュッセウスとディオメデスに発見されるアキレウス
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1618年4月28日、ルーベンスは女の服を着たアキレウスの絵を「私の最良の弟子が描き、すべてに私が手を入れたもの」と手紙に記した。それが本作で、弟子は19歳のアントニー・ヴァン・ダイクと考えられている。ルーベンスは英国大使ダドリー・カールトンに古代彫刻との交換を申し出たが、相手は原作だけを選び、この絵を受け取らなかった。
トロイア戦争で息子が命を落とすのを避けようと、母テティスはアキレウスを女の姿でスキュロス島へ送り、リュコメデス王の娘たちにまぎれさせた。オデュッセウスとディオメデスは商人に化け、宝石の中に剣を忍ばせて訪れた。アキレウスの腕をつかむのがオデュッセウスで、左の女性たちの中に恋仲の王女デイダメイアがいる。
絵はのちにスペイン王フェリペ4世のものとなった。1734年にマドリードの王宮が焼けた際、ベドマール侯爵の家へ運ばれた絵の目録には「額も木枠もなく、ひどく傷んだ」「ルーベンスの写し」とある。誰がどこまで描いたかは、いまも意見が分かれている。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1617–1618
- 作品サイズ
- 248.5 × 269.5 cm
作家プロフィール

ピーテル・パウル・ルーベンス
工房の大きな扉を開けると、何十人もの弟子や協力画家が同時に何枚もの大画面を仕上げている――ルーベンスの仕事場はそういう場所だった。ドイツのジーゲンに生まれ、幼くしてアントワープに戻ると、オットー・ファン・フェーンらのもとで絵を学ぶ。
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