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鳥居清峯翫雀追善はなしとり
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《翫雀追善はなしとり》は、歌舞伎役者の四代目中村歌右衛門を悼む狂歌集である。清峯は二代目清満の名で歌右衛門の似顔絵を描き、「清満筆」と署した。豊国や一勇斎国芳らも絵を分担している。この本は全2冊のうちの第1冊にあたる。
翫雀は歌右衛門の俳名。時代物と所作事を得意とした役者で、嘉永5年(1852年)1月に大坂で「六歌仙」を勤めたのが最後の舞台となった。2月17日に没し、同じ2月にこの狂歌集が刊行された。
清満は「春雨や膠かわかぬそでの紋」の句も寄せた。膠は絵具を定着させる材料で、絵具の乾かない袖の紋に、別れを惜しむ気持ちを重ねた句とも読める。題の「はなしとり」も、死者の追善のために鳥を放つ「放し鳥」の語と読める。見開きの左に載る歌は、別の作者のものである。
- 作品種別
- 版画
- 技法
- 木版多色刷/版本二冊のうち第一冊
- 制作年(画)
- 1852
- 作品サイズ
- 21 × 15 cm



