文化5年(1808年)、まだ十代半ばの若者が「豊国門人安画」と落款した役者絵を世に出した。歌川国安、そのひとである。役者の似顔を、師よりもいくぶん鋭角に、輪郭を切り立たせて描いた——豊国のやわらかな肉づきを受け継ぎながら、面貌の線に自分の呼吸を通わせた絵師だった。 国安は寛政6年(1794年)、江戸に生まれた。
1820
木版多色刷/大判三枚続
木版多色刷/大判
1820–1829・木版多色刷/大判五枚続のうち一枚
1794–1834・木版多色刷
1827–1832・木版多色刷
1801–1832・木版多色刷/長判摺物