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山崎年信逆徒高千穂籠山
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山崎年信が、西南戦争のさなか、高千穂へ退いた西郷隆盛らが抗戦を準備しているという伝聞を描いた絵である。詞書には、4月25日に残兵が山へ籠もったとあり、「由」と聞き伝えた話として記している。刊記の届出は明治10年(1877年)5月19日で、戦争が続いていた時期に当たる。
題の「逆徒」や、西郷の札にある「賊軍大元帥」「賊将」は、政府に敵対する側として彼らを呼ぶ言葉だ。中央の赤い着物の女性は、札に「篠原妻」とある。
詞書末尾の「延寿堂記」は、小林鉄次郎の出版元の名を示す。年信は同じ出版元の「薩摩軍記」にも挿絵を描いた。この図の刊記では画工名が「山崎徳三郎」、落款は「応需 年信画」となっている。
- 作品種別
- 版画
- 技法
- 木版多色刷/三枚続
- 制作年(画)
- 1877





