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勝川春亭花笠連七婦久人 女の恵比寿
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勝川春亭が恵比寿を女性に見立て、狂歌の集まり「太鼓側花笠連」の新年の祝いに描いた摺物である。添えられた狂歌の「ひつじ」という一語が、この絵と七枚の組物全体の年代を考える手がかりになっている。
画中の一首には「…袂へかくし妻 ひつじも好むとしの書初」とある。研究者のジョーン・B・マーヴィスは、この「ひつじ」から文政6年(1823年)の未年の作と考証した。12年前の文化8年(1811年)も未年だが、春亭を研究した岩切友里子は、美人の髪型と落款が文政期のものであることから、文政6年説を支持している。シカゴ美術館の作品記録では1820年頃とされる。
鯛と釣り竿は、恵比寿を示す持ち物である。古くは漁業の神だった恵比寿は、のちに商売繁盛や五穀豊穣をもたらす福の神となった。ここでは女性に姿を変え、正月の祝いに登場している。
- 作品種別
- 版画
- 技法
- 木版多色刷/色紙判摺物
- 制作年(画)
- 1823
- 作品サイズ
- 19.4 × 17.1 cm







