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花笠連七婦久人 官女の大黒
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勝川春亭勝川春亭

花笠連七婦久人 官女の大黒

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勝川春亭の「花笠連七婦久人」は、七福神を女性に置き換えた七枚の組物で、この官女は大黒天に当たる。狂歌の集まり「太鼓側花笠連」の新年を祝う摺物として描かれた。

大黒天の持ち物としておなじみの小槌や米俵は、この図でははっきり描かれていない。添えられた狂歌では、倭 和多守の歌が「佐保姫も十二ひとへに」と始まる。「十二ひとへ」の句は、官女の装いに掛けたものと読める。もう一首の祭永亭持丸の歌には、「福徳」「大根」「小松」の語がある。

同じ組物の花笠連七婦久人 女の恵比寿にある狂歌を手がかりに、文政6年(1823年)の作と考証されている。シカゴ美術館の作品記録では1820年頃の作となっている。

作品種別
版画
技法
木版多色刷/色紙判摺物
制作年(画)
1823
作品サイズ
20.5 × 18.2 cm

作家プロフィール

勝川春亭
勝川春亭

勝川春亭は、三枚の版画を横につないだ大きな画面に、武者の戦いを描いた江戸後期の浮世絵師である。本の挿絵も数多く手がけたが、仕事の順番をめぐって戯作者に3年間絶交されたこともある。 師は勝川春英。同門の勝川春扇と並び、春英門下の双璧とされる。役者絵や美人画も描いたが、仕事の量では、読本や合巻などの挿絵が錦絵をはるかに上回った。

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