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岡
岡倉秋水ラ・フォンテーヌ寓話選 猿とイルカ
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ラ・フォンテーヌ『寓話』第4巻の第7話。アテネの近くで船が難破し、イルカが猿を人と思い込んで背に乗せて運ぶ。アテネの生まれかと問われた猿は、名家の出だと見栄を張る。さらに、ピレウスにはよく会うのかと聞かれ、港の名を人の名と取り違えて、毎日会う古い友人だと答えた。イルカは獣を拾ったと気づき、猿を海へ沈めて、人を助けに戻っていく。
秋水はイルカを大きな魚の姿で描き、丘の上に城を置いて、話を日本の海辺に移している。1894年刊『ラ・フォンテーヌ寓話選』第2巻の一図で、画中に「秋水」の落款と印がある。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Technique
- 木版多色刷
- Year Created (image)
- 1894
Artist profile
岡
岡倉秋水
岡倉秋水(1869〜1950)は、明治から昭和にかけて生きた日本画家である。本名は覚平、越前福井の老松下町に武士の子として生まれた。近代日本美術の思想を築いた岡倉天心を叔父にもつ家に育ち、幼くして上京する。はじめ外国語学校でフランス語を修めたが、絵筆に心を移し、明治期日本画の巨匠狩野芳崖の門を叩いた。
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