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Priest Nisshin
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狩野正信狩野正信

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《日親像》は、京都の本法寺を開いた日蓮宗の僧・日親の肖像で、狩野正信の筆と伝わる。同寺第三世の日澄らが願主となり、日親の没後まもなく描かれたと考えられている。日親は「立正治国論」で将軍足利義教に法華経の信仰を迫ろうとし、永享12年(1440年)に投獄された。獄中で焼けた鍋をかぶせられたという伝説から「なべかむり日親」と呼ばれる。

題目「南無妙法蓮華経」の左右には法華経の句がある。法師品の「而此経者如来現在」「猶多怨嫉況滅度後」は、如来の在世中でさえ怨みや妬みが多く、没後はなおさらだという意味である。勧持品の「我不愛身命」「但惜無上道」は、身も命も惜しまず、ただ無上の道を惜しむという意味である。下辺には「願主」の字と日澄の名、花押がある。

正信筆とする後世の記録があり、端正な作行きからも、この伝承はうなずけるとされる。正信も法華宗の信者だった。平成29年(2017年)、「伝狩野正信筆」として重要文化財に指定された。

Work Type
Painting
Technique
絹本著色・掛幅
Dimensions
94.1 × 41.6 cm

Artist profile

狩野正信
狩野正信

狩野正信は、将軍の住まいを飾る障子絵から仏画、肖像まで手がけた室町幕府の御用絵師である。中国風の水墨画とやまと絵をともに描き、室町時代から明治まで約400年続いた狩野派の祖とされる。位牌に金泥で文字を入れる仕事も引き受けた。 永享6年(1434年)に生まれ、享禄3年(1530年)に数え年97歳で没したとされる。出自ははっきりしない。

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