期間限定 手数料割引中 出品者3% 購入者1%
Landscape(Kyushu National Museum)2
Public domain
狩野正信狩野正信

Landscape(Kyushu National Museum)2

Own this print? List it →
0

狩野正信の《山水図 左幅(高士探梅)》は、寒中に梅を求めて歩く高士を描いたと考えられている。山水図 右幅(寒江独釣)と対になる作品で、いずれも中国の文学を題材とする。室町時代の人々は、世俗を離れて暮らす人物の姿に、中国への憧れを重ねて鑑賞した。

描き方の手本は、南宋の画家・馬遠の作品である。足利将軍家が集めた中国絵画のなかでも、馬遠の絵はとりわけ重んじられた。本図にも、ものの描き方や画面の組み立てに、馬遠に学んだ跡が指摘されている。

左下に「正信」の鼎形の印が捺されていて、そこから正信の作と分かる。この双幅は、平成9年(1997年)の時点では文化庁が所蔵していた。

Work Type
Painting
Technique
紙本墨画淡彩
Dimensions
69 × 38.8 cm

Artist profile

狩野正信
狩野正信

狩野正信は、将軍の住まいを飾る障子絵から仏画、肖像まで手がけた室町幕府の御用絵師である。中国風の水墨画とやまと絵をともに描き、室町時代から明治まで約400年続いた狩野派の祖とされる。位牌に金泥で文字を入れる仕事も引き受けた。 永享6年(1434年)に生まれ、享禄3年(1530年)に数え年97歳で没したとされる。出自ははっきりしない。

View full profile

More by 狩野正信