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狩野正信Ashikaga Yoshihisa
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名古屋市熱田区の地蔵院に伝わる「絹本著色騎馬武者像」で、九代将軍・足利義尚の像とされる。義尚(1465〜1489)は応仁の乱のさなかに生まれ、9歳で将軍になった。長享元年(1487年)9月、近江の六角高頼を討つために2万の軍勢を率いて出陣し、鈎(まがり)の陣に1年5か月とどまったまま、25歳で病没した。1937年に、この像の装束が出陣の日、長享元年9月12日の記録と一致することが指摘され、義尚の像と考えられるようになった。
狩野派の祖・狩野正信(1434〜1530)の筆と伝える。正信は将軍足利義政に仕えた御用絵師で、この像は義尚が没した長享3年(1489年)の作とされる。重要文化財。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 絹本著色・掛幅
- Year Created
- 1489
- Dimensions
- 96.2 × 55.9 cm
Artist profile

狩野正信
狩野正信は、将軍の住まいを飾る障子絵から仏画、肖像まで手がけた室町幕府の御用絵師である。中国風の水墨画とやまと絵をともに描き、室町時代から明治まで約400年続いた狩野派の祖とされる。位牌に金泥で文字を入れる仕事も引き受けた。 永享6年(1434年)に生まれ、享禄3年(1530年)に数え年97歳で没したとされる。出自ははっきりしない。
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