葛飾為斎は浅草蔵前に住んだころ、扇や短冊に絵を描いて売り、かろうじて暮らしていたという。井上和雄の「浮世絵師伝」(昭和6年(1931年))は、その絵を、落款を隠せば師の葛飾北斎とほとんど見分けがつかないと評している。 為斎は文政4年(1821年)に生まれた。姓は清水、通称は宗次で、酔桜軒・酔桜楼と号した。北斎に学び、錦絵や本の挿絵、肉筆画を描いた。
1864・木版墨摺(一部色摺)/和装本
1866・木版墨摺/和装本