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月岡耕漁謡曲竹雪
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月岡耕漁の《謡曲竹雪》は、能「竹雪」の舞台を絹に彩色して描いた、明治39年(1906年)の肉筆画である。少年が寒さに命を落とし、家族の悲しみのうちに生き返る曲を題材にしている。
少年の月若は、恋しさに実の母を訪ねたところを継母に呼び戻される。雪の降る中で竹の雪を払うよう命じられ、寒さに命を落とす。母と姉が駆けつけて亡骸を見つけると、父も戻ってくる。皆が悲しむうちに奇跡が起こり、月若は生き返る。
この曲を演じる流儀は、宝生流と喜多流だけとされる。耕漁は版画の連作にも同じ曲を描いた。能楽百番 竹雪は、大黒屋(松木平吉)から大正12年(1923年)8月に出ている。









