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アルベール・マルケル・アーヴルの7月14日
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1906年の夏、アルベール・マルケはル・アーヴルで、この町に生まれた画家ラウル・デュフィと並んで描いた。二人がともに描いたのは、7月14日を祝って旗で飾られた通りだ。1789年、パリの市民がバスチーユ監獄を攻め落としたこの日は、フランス最大の国の祭日で、日本では「パリ祭」と呼ばれる。
デュフィは祭りの通りの絵で、三色旗を不釣り合いなほど大きく描き、画面を旗で埋めた。そのころのマルケは、フォービスムの強い原色から離れ、抑えた色へ移りつつあった。ノリス・ジャッドは1976年の卒業論文で、デュフィと一緒に描いたしばらくのあいだ、マルケは連れの陽気さに押されて、もう一度明るく華やかな色を使ったとみている。
では、この絵もその夏に描かれたのだろうか。所蔵するヴィンタートゥール美術館の記録は、制作年を1906〜1913年としている。7月14日のル・アーヴルを題にした縦長の別の絵は、1906年の作として、バニョール=シュル=セーズのアルベール・アンドレ美術館にある。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1906–1913
- 作品サイズ
- 65 × 81 cm









