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アルベール・マルケハンブルク港
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1909年の春、アルベール・マルケはハンブルク美術館の館長の仲立ちで、ハンブルクの港で絵を描く許しを得た。画家アンリ・マティスの紹介状を持って町を訪れ、3月から5月初めまで港や運河を描いた。《ハンブルク港》は、その滞在に結びつく一枚だ。
この滞在にかかわる油彩は、少なくとも14点ある。批評家クロード・ロジェ=マルクスは、マルケがほとんど単色で描いた風景を「たぶん最も美しい」ものとし、その例にハンブルクの港の連作を挙げた。少ない色でごく近い色合いを描き分け、力強い画面にしたと書いている。
この絵を持っていたのは、マティスやピカソの作品も集めたモスクワの収集家セルゲイ・シチューキンだ。ロシア革命のあと、彼の収集は国有化された。1948年、モスクワの国立近代西洋美術館が廃止された年に、この絵は同館からエルミタージュ美術館へ移った。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1909
- 作品サイズ
- 66.5 × 80 cm









