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鈴木春信風流艶色真似ゑもん 第二図
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『風流艶色真似ゑもん』は明和7年(1770年)ごろに出た艶本で、見開き24図からなる。文は小松屋百亀、版元は西村屋永寿堂。一図ずつ独立した絵ではなく、全体でひとつの物語になっている点が、この種の本では珍しい。
物語はこうである。江戸の男が色道を究めようと願をかけると、豆粒ほどに身を縮める「土団子」と、老いも死にもしない薬を授かる。男は真似ゑもんと名のり、豆の大きさのまま諸国をめぐって人の情事を見て歩く。前半の12図は江戸とその近国の庶民、後半の12図は吉原を舞台にする。
絵の上を横切る雲形の枠には物語の本文と川柳が入り、絵の中には登場人物の会話と、真似ゑもんの註釈が書き込まれている。この図の右上には「まねゑもん二」とあって、二番目の図にあたる。文を書いた小松屋百亀は、「坐鋪八景」を発案した大久保巨川と同じ絵暦の仲間だった。









