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和漢忠孝百人一首 神武天皇
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歌川貞秀歌川貞秀

和漢忠孝百人一首 神武天皇

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皇祖皇考への「大孝」をたたえられる神武天皇が、「和漢忠孝百人一首」の冒頭を飾る。戯作者の笠亭仙果が著し、歌川貞秀が絵を描いた本で、嘉永6年(1853年)正月に出た。上田市立上田図書館の本では、表紙に「仙果作 貞秀画」とある。

神武天皇の略伝には、日向の高千穂から東へ向かい、長髄彦に苦しみながらも畝傍の橿原に宮を定めたという伝承が記される。結びの「大孝」を読むと、「忠孝」を掲げる本の最初の人物は、孝の手本として置かれたと読める。

本は日本と中国の人物を集め、それぞれを略伝・肖像・一首で紹介する。貞秀は「英雄百人一首」や「和漢百人一首」など、百人一首の形で人物を並べるほかの本でも絵を描いている。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版墨摺(版本の挿絵)
制作年(画)
1853

作家プロフィール

歌川貞秀
歌川貞秀

天保4年(1833年)、歌川貞秀は鰹節5本を手に、戯作者の曲亭馬琴を訪ねて挿絵の仕事を願い出た。横浜絵や、町と海岸を高みから見渡す一覧図で知られる貞秀は、物語の挿絵も早くから手がけていた。 文化4年(1807年)に生まれ、生地は下総国布佐(いまの千葉県我孫子市)とされる。本姓は橋本、通称は兼次郎という。

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