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日本略史之内 素戔嗚尊出雲の簸川上に八頭蛇を退治したまふ図
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月岡芳年月岡芳年

日本略史之内 素戔嗚尊出雲の簸川上に八頭蛇を退治したまふ図

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『日本書紀』によれば、素戔嗚尊は天から出雲国の簸の川上に降り、泣いている老夫婦と娘に出会った。尊は娘の奇稲田姫を櫛に変えて自分の髪に挿し、強い酒を醸させて、八つの頭と八つの尾をもつ大蛇、ヤマタノオロチ(八岐大蛇)を酔わせ、剣で斬った。尾を裂くと中から一振りの剣が出た。これが草薙剣で、書紀の注によれば、もとの名は天叢雲剣といい、日本武尊が草薙剣と改めた。

題の「出雲の簸川上」は『日本書紀』の書き方で、『古事記』では「肥河」と書く。いまの斐伊川にあたる。

明治20年(1887年)の三枚続で、版元は井澤元治郎。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
技法
木版多色刷/大判三枚続
制作年(画)
1887
作品サイズ
39.4 × 80 cm

作家プロフィール

月岡芳年
月岡芳年

月岡芳年(1839〜1892)は、芝居の残酷な場面を描いて「血みどろ絵師」と呼ばれた浮世絵師である。晩年には、月を題に歴史や物語を描いた「月百姿」や、「新形三十六怪撰」を手がけた。 江戸に生まれ、嘉永3年(1850年)、12歳で歌川国芳に弟子入りした。15歳で最初の挿絵と錦絵を発表する。

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