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月岡芳年月百姿 月宮の迎
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竹取物語の終幕で、月からの迎えが来る場面。翁が手を伸ばしても姫は留まらない。天の羽衣を着せられれば、この世の記憶を失うためである。画面右下に転がる青竹は、翁が姫を見つけたその竹にあたる。
姫の上に差し掛けられているのは天蓋で、高貴な者の頭上にかざす具。迎えの一行が姫を天人として遇していることを示す。
「月百姿」は芳年が明治18年(1885年)から没年の明治25年(1892年)まで続けた最後の揃物で、全百図。この図の刊記は明治21年(1888年)12月20日印刷、版元は日本橋区蠣殻町の秋山武右衛門。









