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月百姿 月宮の迎
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月岡芳年月岡芳年

月百姿 月宮の迎

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竹取物語の終幕で、月からの迎えが来る場面。翁が手を伸ばしても姫は留まらない。天の羽衣を着せられれば、この世の記憶を失うためである。画面右下に転がる青竹は、翁が姫を見つけたその竹にあたる。

姫の上に差し掛けられているのは天蓋で、高貴な者の頭上にかざす具。迎えの一行が姫を天人として遇していることを示す。

「月百姿」は芳年が明治18年(1885年)から没年の明治25年(1892年)まで続けた最後の揃物で、全百図。この図の刊記は明治21年(1888年)12月20日印刷、版元は日本橋区蠣殻町の秋山武右衛門。

ジャンル
和・アジアン
作品種別
版画
制作年(画)
1888

作家プロフィール

月岡芳年
月岡芳年

月岡芳年(1839〜1892)は、芝居の残酷な場面を描いて「血みどろ絵師」と呼ばれた浮世絵師である。晩年には、月を題に歴史や物語を描いた「月百姿」や、「新形三十六怪撰」を手がけた。 江戸に生まれ、嘉永3年(1850年)、12歳で歌川国芳に弟子入りした。15歳で最初の挿絵と錦絵を発表する。

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