商家の息子として京都に生まれ、家業を継ぐはずが絵の道に逸れた。関西美術院で浅井忠に学び、二十歳前でフランスへ渡る。パリでは印象派の華やかさより、セザンヌの画面にひそむ堅牢な構築性に強く引かれた。同じ頃留学していた梅原龍三郎とはその後長く並び称される間柄になるが、梅原が色彩の奔放さで画面を満たしたのに対し、安井は輪郭と量感でものの実在を捉えようとした。
1934
1937
1939
1930
1941・油彩・カンヴァス
1950
1932