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南瓜を持てる女
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岸田劉生岸田劉生

南瓜を持てる女

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麗子が生まれた年の絵で、劉生は23歳だった。この頃の劉生はセザンヌやゴッホから離れ、デューラーやファン・エイクなど北方ルネサンスの画家を画集で見て、細密な写実と宗教画のような構図に向かっていた。頭上の金の枠は聖像の光背のように置かれ、その下に南瓜を持つ裸足の女がいる。翌1915年には草土社を結成する。

岸田劉生(1891〜1929)は新聞記者で実業家の岸田吟香の子で、黒田清輝に学び、1912年のフュウザン会で世に出た。この絵は東京のアーティゾン美術館(石橋財団)にある。

作品種別
絵画
技法
油彩・カンヴァス
制作年
1914
作品サイズ
80 × 60.2 cm

作家プロフィール

岸田劉生
岸田劉生

岸田劉生は銀座に生まれた。父は「精錡水」で財を成した実業家にして新聞人、岸田吟香。裕福な家で育ちながら早くにキリスト教へ傾倒し、やがて画業へ舵を切って黒田清輝の白馬会に学ぶが、そこで教わった穏当な外光派には長くとどまらなかった。二十歳そこそこで飛び込んだのはフュウザン会、セザンヌやゴッホの荒々しい筆致に憑かれた一時期だ。

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