期間限定 手数料割引中 出品者3% 購入者1%
花鳥絵づくし(伝菱川師宣)
CC0
菱川師宣菱川師宣

花鳥絵づくし(伝菱川師宣)

この作品をお持ちですか? 出品する →
0

《花鳥絵づくし》は、鳥と花を眺めて楽しみ、描くときの手本にもする絵本である。「画師菱川真跡」の署名があり、天和3年(1683年)5月に鱗形屋から出版された。序文には「おさあひ少人の御なくさみにもなり、又心あらん人は絵本にもなれかし」とある。幼い人の慰みにも、心ある人の絵の手本にもなるように、という願いが込められている。

一冊の10枚に26の鳥と花を収め、この見開きには「孔雀」の首書と説明が載る。シカゴ美術館では師宣に帰属する作品として扱われているが、メトロポリタン美術館では同じ本を師宣の作とし、鈴木淳の論文でも師宣の作として論じられている。

この摺りは、日本の木版画や挿絵本について著書を残したルイーズ・ノートン・ブラウン夫人が所蔵していた。1926年に収集家のマーティン・A・ライアソンへ売却され、その後シカゴ美術館に寄贈された。

作品種別
版画
技法
木版摺本/墨摺絵
制作年(画)
1683
作品サイズ
25.5 × 18.5 cm

作家プロフィール

菱川師宣
菱川師宣

菱川師宣は、昭和23年(1948年)の記念切手にもなった《見返り美人図》の絵師である。江戸時代前期、本の挿絵を鑑賞用の一枚絵へと育てた浮世絵師でもあった。絹に筆で描く美人画から、墨で摺る絵本まで、その仕事は幅広い。 生まれは安房国保田、今の千葉県鋸南町。父は、刺繍や摺箔で布に模様を表す縫箔師だった。師宣も初めは縫箔を仕事にし、のちに絵画を専業とした。

プロフィールを見る

菱川師宣の他の作品