期間限定 手数料割引中 出品者3% 購入者1%
瀟湘八景図
Public domain
狩野元信狩野元信

瀟湘八景図

この作品をお持ちですか? 出品する →
0

「瀟湘八景」は中国・湖南省の洞庭湖にそそぐ瀟水と湘水のあたりの景色を、平沙落雁・遠浦帰帆・山市晴嵐・江天暮雪・洞庭秋月・瀟湘夜雨・烟寺晩鐘・漁村夕照の八つの題に分けたものである。中国では八つの景をそれぞれ別の画面に描くが、日本の室町の水墨画は季節も時刻も違う八景を一つの画面にまとめることが多く、この図もそうで、帰る帆、降りる雁、寺の屋根、月と、八景の要素が一枚に入っている。所蔵館は、寺院や茶席で掛けられたものと見ている。

狩野元信(1476〜1559)は狩野派の祖・正信の子で、漢画の水墨を基礎に大和絵の土佐派の様式を取り入れ、真・行・草の三つの画体を作った。工房で大量の絵を作る体制を整えたのも元信で、以後の狩野派の作り方を決めた。この図は16世紀前半の作で元信に帰され、ニューヨークの画商スザンヌ・ミッチェルから2001年にイェール大学美術館がレナード・C・ハンナ・ジュニア基金で購入した。

作品種別
絵画
技法
紙本墨画・掛幅
作品サイズ
45.5 × 73.5 cm

作家プロフィール

狩野元信
狩野元信

狩野元信(1476〜1559年)は、父・狩野正信を継いだ狩野派の2代目の絵師である。中国画の筆づかいを三つの型にまとめ、弟子とともに襖や屏風を描く仕組みを整えた。寺院の大画面から町衆に売る扇まで手がけた。 制作年が分かる最初の作品は、永正4年(1507年)の《細川澄元像》である。初期には父と同じく幕府、とりわけ管領の細川氏から注文を受けた。

プロフィールを見る

狩野元信の他の作品