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春花鳥図 一(伝狩野元信)
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狩野元信狩野元信

春花鳥図 一(伝狩野元信)

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もとは部屋を仕切る襖の一面で、のちに掛幅に仕立て直された。同じ一組の襖から分かれた4幅が揃って伝わり、所蔵館はこれらを「春花鳥図」と題している。筆者は狩野元信と伝えられる。

岩や丘は中国の水墨画の筆づかいで、鳥と花は日本の絵の彩色と写実で描き分けている。この二つを一つの画面で組み合わせたのが元信の功績とされる。元信が率いた狩野派の工房は京の屏風や障壁画の中心となり、山水に花鳥を配した襖は、静かに眺める美しさと注文主の趣味のよさを示すものとして、京の上層の人々に好まれた。

作品種別
絵画
技法
紙本着色/掛幅
制作年
1500–1559
作品サイズ
177.1 × 137.1 cm

作家プロフィール

狩野元信
狩野元信

狩野元信(1476〜1559年)は、父・狩野正信を継いだ狩野派の2代目の絵師である。中国画の筆づかいを三つの型にまとめ、弟子とともに襖や屏風を描く仕組みを整えた。寺院の大画面から町衆に売る扇まで手がけた。 制作年が分かる最初の作品は、永正4年(1507年)の《細川澄元像》である。初期には父と同じく幕府、とりわけ管領の細川氏から注文を受けた。

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