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狩野正信山水図 左幅(高士探梅)
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狩野正信の《山水図 左幅(高士探梅)》は、寒中に梅を求めて歩く高士を描いたと考えられている。山水図 右幅(寒江独釣)と対になる作品で、いずれも中国の文学を題材とする。室町時代の人々は、世俗を離れて暮らす人物の姿に、中国への憧れを重ねて鑑賞した。
描き方の手本は、南宋の画家・馬遠の作品である。足利将軍家が集めた中国絵画のなかでも、馬遠の絵はとりわけ重んじられた。本図にも、ものの描き方や画面の組み立てに、馬遠に学んだ跡が指摘されている。
左下に「正信」の鼎形の印が捺されていて、そこから正信の作と分かる。この双幅は、平成9年(1997年)の時点では文化庁が所蔵していた。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 紙本墨画淡彩
- 作品サイズ
- 69 × 38.8 cm





