
CC0
長谷川貞信(初代)市川森之助の森八・市川米十郎の米八
0
長谷川貞信が、「たんご持」の森八と米八を演じる二人の役者を描いた。米八役の市川米十郎は、のちの四代目市川小團次で、襲名前の名が年代の手がかりになる。札には右に市川森之助、左に市川米十郎とある。クリーブランド美術館の英題では右の役者を「Norinosuke」と読むが、札の字は「森之助」である。2枚の版画には、それぞれ「長谷川貞信画」の落款がある。
米十郎が大坂で小團次を襲名したのは、弘化元年(1844年)春ごろ。この図は、それより前の舞台を描いたものと読める。同館の所蔵記録にある「1830年代末か1840年代初め」という年代とも合う。
この摺りは画商を経て、エドワード・L・ホイットモア基金によって購入された。昭和56年(1981年)には、前年の収集品を紹介する展示に出ている。
- 作品種別
- 版画
- 技法
- 木版多色刷/二枚続
- 制作年(画)
- 1840
- 作品サイズ
- 26.1 × 38.4 cm









