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長谷川貞信(初代)仮名手本忠臣蔵大序
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長谷川貞信が描いた「仮名手本忠臣蔵」の最初の段の二枚続。表の札には「假名手本忠臣蔵大序」「長谷川貞信画」とある。2 枚目の画像は紙の裏から走査したもので、表の絵が左右反転して透けている。
舞台は鎌倉の鶴岡八幡宮。討ち取った新田義貞の兜を納めるため、47の兜から義貞のものを選ぶ。塩冶判官の妻かほよ御前は、蘭奢待の香りを手がかりに兜を見極める。その後、高師直がかほよに言い寄り、割って入った桃井若狭之助との間に遺恨が生まれる。
表の出版元の札は「わた喜梓」と読める。同じ枠を持つ仮名手本忠臣蔵四段目は、綿屋喜兵衛版の12枚揃に属する。この大序も同じ揃いの一枚と見られる。ウォルターズ美術館の所蔵記録では、四段目の制作年代は1855〜69年とされている。この画像の投稿者が付した「186x?」は、疑問符つきの推定である。









